20131227
殊勝な信者
とある廃村の祠に佇む、長年の役目を終えた地蔵のもとに、
今でも毎日律儀にお供え物を持ってくるおばあさんがいます。
この村に関する記録はほとんど何もありません。
そして、今となってはおばあさんが唯一の村の関係者。
「記憶は永遠に残る」なんて言いますが、それはあくまで可能性の話。
おばあさんが亡くなれば、地蔵もただの石塊でしかなくなるのです。
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20131201
硝子の月
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